ゴジラ展2025|六本木で開催!アート×特撮の融合が魅せる“新しいゴジラ”の世界とは?

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数多くの特撮怪獣映画を生み出し、今もなお人々に愛され続けている怪獣・ゴジラ。1954年(昭和29年)に公開された第1作から、2024年で生誕70周年を迎えました。

この節目を記念した特別展『ゴジラ・THE・アート展』が、2025年4月26日より東京・森アーツセンターギャラリーにて開催されます。

見どころ

アートを通して「ゴジラ」を再定義

『GODZILLA THE ART』は、現代に生きる国内外のアーティストたちが、映画という枠を超えてそれぞれの手法で「ゴジラ」と向き合い、独自の視点でその存在を表現するアートプロジェクトです。(引用:GODZILLA THE ARTプロジェクト公式ウェブサイト)

 

ゴジラの時代性と芸術性の融合

ゴジラは昭和・平成・令和と、各時代を象徴する存在として、多様な監督たちによって描かれてきました。

『ゴジラ・THE・アート展』は、この「GODZILLA THE ART プロジェクト」の集大成として、アートを通じて「ゴジラとは何か」を問い直す試みです。

本プロジェクトを統括するのは、医学博士で東京大学名誉教授の養老孟司氏。時代と共に歩んできたゴジラの存在に対して、「ゴジラとは何か?」「アートとは何か?」という根源的な問いを、数々の作品とともに観客に投げかけます。

 

「あなたにとってのゴジラ」とは?

養老孟司氏は、本展に際し次のようなメッセージを寄せています:

「1954年、最初の映画『ゴジラ』の背景には、水爆事故や環境汚染への問題提起の姿勢があったという。しかし、その9年前──1945年(昭和20年)に原爆投下と終戦を経験した日本人は、いったい何を思っていたのだろうか。」(引用:GODZILLA THE ARTプロジェクト公式ウェブサイト

2025年は、太平洋戦争の終戦からちょうど80年という節目の年。ゴジラという存在を通じて、戦争や環境破壊、人類の記憶に刻まれた歴史の傷跡を改めて見つめ直す機会になるかもしれません。

多彩なアーティストが集結

本展では、国内外から集まった多くのアーティストが「ゴジラとは何者なのか」という問いに対し、自身の表現でその答えを提示します。

参加アーティストには、現代美術家・横尾忠則氏、SEKAI NO OWARIのCDジャケットを手がけた村松佳樹氏、俳優としても活躍する浅野忠信氏などが名を連ねます。彼らは絵画、立体造形、映像など多彩な手法で、ゴジラの本質に迫ります。

東宝映像美術によるジオラマ&限定映像も必見!

展示会では、東宝映像美術が手がけた「ゴジラとアートの融合」を体現するジオラマ作品が登場。さらに、本展のためだけに制作された特別映像も上映予定です。

いずれも『ゴジラ・THE・アート展』でしか見られない限定公開作品となっており、ファンには見逃せない内容となっています。

展示イメージ画像・引用:展示会公式X

展覧会概要

展覧会名

『ゴジラ生誕70周年記念 ゴジラ・THE・アート展』

会期
2025年4月26日(土)〜6月29日(日)

会場
森アーツセンターギャラリー
(東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52階)

開館時間
10:00〜19:00
※ 4月26日(土)~5月6日(火・祝)および金・土曜は20:00まで
※ 入館は閉館30分前まで

入場料(税込)
【当日券】


公式リンク

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