

大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で注目される”江戸のメディア王”こと、蔦屋重三郎(通称・蔦重 つたじゅう)。
彼の功績を網羅・展示する特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」が、4月22日(火)より開催される。
©NHK, NHK PromotionsInc., All rights reserved.
「蔦重」こと蔦屋重三郎(1750〜1797)は、色街・吉原で貸本業から身を起こし、世の中を的確にとらえた作品を次々に世の中に送り出し「江戸のメディア王」と呼ばれた人物。後の世まで名を知られた浮世絵師・喜多川歌麿や東洲斎写楽を発掘・プロデュースしたことでも知られている。
本展示会では、吉原のガイドブック『吉原細見』から始まった蔦重の作品作りから、江戸の文化人たちとの交流、新しい才能の発掘・プロデュースまで、蔦重の歴史を網羅して展示する。
本展示会は、NHK大河ドラマ『べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜』とコラボレーションする。
館内には作中で使われた、吉原のセットを再現。まるで江戸の街にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる。
©NHK, NHK PromotionsInc., All rights reserved.
より深く展示を楽しむための音声ガイド(機器レンタル 日本語版:1台 650円(税込))の音声ガイドナビゲーターは、主役・蔦屋重三郎役の横浜流星が務める。蔦重の生き方や作品の魅力を、耳からも楽しむことが可能だ。
なお、音声ガイドについてはスマートフォンアプリ「いつでもミュージアム・トーク」(予定配信価格:800円(税込))で、会期中いつでも※楽しむことが可能となっている。
※ 配信期間:2025年4月22日(火)から 6月15日(日)までを予定
蔦重は当時の文芸作品のジャンルである黄表紙や洒落本で、数々のベストセラー作品を生み出した。蔦重は敏腕プロデューサーであり、稀代のマーケターでもあったといえるだろう。
大河ドラマの世界観とともに、現代にも通じる蔦重の魅力と手腕を、よりリアルに感じていただきたい。
展覧会名:
特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」
会期:
2025年4月22日(火)~ 6月15日(日) ※会期中に一部作品の展示替えあり
会場:
東京国立博物館 平成館(東京都台東区上野公園13-9)
開館時間:
9:30~17:00
※ 毎週金・土曜日、5月4日(日・祝)、5日(月・祝)は20:00まで開館
※ 入館は閉館の30分前まで
入場料(税込):
当日券
一般 2,100円 大学生 1,300円 高校生 900円
※ 中学生以下、障がい者とその介護者1名は無料
展覧会ウェブサイト:
https://tsutaju2025.jp/
公式SNS
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Instagram:https://www.instagram.com/tohaku_edo2025/
本展覧会に関するお問い合わせ先:
050-5541-8600(ハローダイヤル)