秘密の花園?〜寄宿学校の歴史〜

秘密の花園

「寄宿学校」

それは女人禁制の男子達…。
しかも選ばれたエリート男子たちの秘密の花園。

 

そうなんとなーく、いろんな漫画や作品を読んでふわっと感じているあなた!!
今回は、寄宿学校の歴史から今の寄宿学校についていろいろと調べてみました。

 

寄宿学校のはじまりは、修道院。

英国寄宿学校の起源は、10世紀頃に聖職者の子弟を教育するために設立された修道院学校に遡ります。最も古い寄宿学校の一つは、1183年に設立された「キングス・スクール・カンタベリー」。(なんと今もあるんです!しかも日本からの留学も受け入れているようです。)

16世紀には、キリスト教会の改革により、多くの寄宿学校が宗教的な枠組みから離れ、貴族や富裕層の教育機関として発展し、19世紀にはパブリックスクールと呼ばれる名門校が誕生していったみたいです。
ちなみに寄宿学校で過ごす場合の1年間の費用を調べみたところ…

 

寄宿学校の学費、めちゃ高い!

引用元:中学・高校留学センター

渡航費・ビザ申請・航空券をひいたとしても約450万円~約600万円が目安になりそうです。ただし、もちろん学校によって違うので格式高い学校はもっと高くなったりします。

ちなみに最近では男子だけではなく、女子も通える寄宿学校も増えているようなので、もし興味あれば!(笑)

 

これであなたも寄宿学校通⁉︎名門学校覚えちゃいましょう!

すごいですよね、さすが代表的なだけあって紹介文が歴史と文化を感じるものになりました。

 

寄宿学校ならではの独自のルール!?

階級でファッションが決まる!?

英国のとある寄宿学校では制服でも格差が未だに存在しています。学業優秀な奨学生「キングズスカラー」の生徒は、通常の燕尾服の上にガウンを羽織っていたり、最上級生の代表は、“POP”と呼ばれる好みの柄でオーダーしたベストを着用することができる自由があります。

ファッションによって、誰がどんな役割なのか、どういうステータスにいるのか、どの階級に属するのかが、はっきりと分かってしまう学校もあるようです。

 

いかがでしたでしょうか?
寄宿学校について少しは学んでいただけたでしょうか?
とはいえ、寄宿学校の雰囲気とかわかりにくいですよね…そこで!!

 

寄宿学校に興味を持ったら、読んで欲しい一冊!

『11月のギムナジウム』

(c)萩尾望都/小学館

ヒュールリン・ギムナジウムの転入生エーリク。そこで彼は自分の分身トーマに出会った。2人を結ぶ罪と愛の秘密とは…。名作「トーマの心臓」の原型となる「11月のギムナジウム」、12年の後にめぐりあった双子の兄妹の歌声がイブの夜に流れる「セーラ・ヒルの聖夜」、少女と3人の妖精のメルヘン「塔のある家」など7編を収めた魅惑の初期短編集。(Amazon引用)

 

言わずと知れた名作…寄宿学校と”女子の理想の思春期男子”を描かせたら右に出るものはいない。萩尾望都先生の一作。イギリスの曇った空が似合う、悩める男の子たちが私たちを魅了してくれます!

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