さて今回は
美しいからだを見せつけてくるストリップについてのお話をしようと思います!
先日はじめてストリップを見に行きました。
行きたくて行ったというよりは、
人の話を聞いておらずいいよーって生返事してついていったら
ストリップ劇場だったわけですが…はじめての世界に驚きがいっぱいでした。
ただ! 今回は普通にストリップの話をするというよりは
「女が女のからだを見にいく」という視点でレポートしていこうと思います!
まず「ストリップ」の定義についてですが、
ストリップとは舞台上で女性のダンサーが音楽にあわせてどんどん服を脱いでいき、最後は裸体になっていくショーのことです。確かな起源はわかっていないようですが、古代という説もあるので長く人の目に触れられてきたことは事実のようです。
今回は体験レポートなので、詳細な歴史など気になる人はぜひ調べてみてください!
調べるときは過激な画像も出てくるので、背後に注意して調べてくださいね…。
そして今回、なぜ「女が女のからだを見にいく」という視点にしようと思ったのかは…
劇場の三分の一が女性だったことが理由です。
ストリップって男性の娯楽というイメージが強かっただけに、、色々と気になってしまいました。
会場への入場もちょっと独特で…
今回訪問させてもらった「川崎ロック座」は演目が1日に4回転する方式で、同じ演目が1日に4回繰り返されます。(※2023年3月現在)
1回に5名ほどのストリッパーが順々にでてきます。また1回に料金がかかるのでなく1日の入場料がかかる方式なので、1回みても5回みても同じ料金となります。
しかも出入りが自由なので、1回目は見るけど、2回目は見ずにご飯でも食べて、3回目で戻ってくるなんてこともできちゃう、ユーザーにかなり優しい仕様になってます!
今回は初めてだったこともあり、場もあったまっている2回目をおすすめされて参戦しました。
そこでの驚きは、まぁびっくりするほど全部でてるってことです。
ストリップだから当たり前だろと思われるかもしれませんが、これがその場にいると結構驚きます。びびります(笑)。
あ、そこまで見せちゃうんですか?? みたいな気持ちが脳内でぐるぐるまわってました。
しかしそれを食い入るように見つめているのが、最前列にいる女性なのだからさらに驚きです。
私はストリッパーが気になりつつも、女性はどんな気持ちでこれを見るんだろうと観察していました。
そこまで見せるのか!? という状況には流れがあり、まずは普通の舞台衣装で出てきます。その後、音楽に合わせて3曲目くらいにはほぼ裸体になるという流れです。
どんどん狭くなる布面積に誰もが息を呑んで、舞台に集中しています。
そしてそのからだが現れたとき、エロスというより絵画でみる美しい肉体でした。
魅せるために洗練され、頭から爪の先まで用意し整えられたからだはどの角度から見ても美しかったです。
人によって違う脚の長さ、腰のふくよかさがあり、ただどれも美しく良い! というのは間違いなかったです。
女性もエロスではなく、同じ肉体を持つものへの尊敬と羨望の眼差しを向けていました。
そして最後にメイドカフェみたいなチェキ会なんてものがあるんですが…(もちろん有料)。
触れなければなんでもOKということで、衣装ありなしを指定でき、好きなポーズをしてもらえるというなんとも、またユーザーに優しい触れ合い会です。
女性はストリッパーのからだだけを撮影するというよりは一緒に撮影する、もしくは衣装を着て撮影させてもらうなど、アイドル的な要素を見出しているようでした。
チェキに並ぶ人も女性の割合が多く、男性の文化だったストリップに新しい風が吹いてることは間違いないようです。
ただその一方で、日本のストリップは全盛期にくらべ衰退しているといえます。全盛期は国内300軒以上あったといわれている劇場も、今では20軒程度とのこと…。
ジェンダーというものが多様化している時代に、性別に関わらず美しい肉体を見に行くというものは、ある意味新しいエンタメのひとつなのかもしれません。
ぜひ、一度みんさんも劇場に足を運んでみてください!