「コミックマーケット」は、毎年夏と冬に東京ビッグサイトで開催される日本最大の同人誌即売会のことです。このイベントには毎回25万人から30万人ものファンが集まります。今回は、過去に行われた夏コミケの体験レポートを中心に、その魅力と注意点について詳しく紹介します。
コミックマーケット、通称「コミケ」は、1975年に始まりました。最初は参加者が700人くらいでしたが、今では世界中からファンが集まる一大イベントに成長しました。夏と冬に分かれて行われるこのイベントでは、同人誌の即売、コミックやゲーム関連の企業ブース、そしてコスプレイヤーが大勢集まります。
同人誌は、同じ趣味を持つ人たちが自分たちで作って販売する本のことです。成人向けや二次創作が多いイメージがありますが、最近ではオリジナル作品もたくさんあります。制作から販売まで、すべて自分たちで手掛けるので、情熱が詰まっています。
また同人誌には全年齢向けと版と成人向けがあります!成人向けは当たり前ですが未成年の方は買えないので、ご注意を!
昔は無料で入場できたコミケですが、最近では入場料が必要です。事前にチケットを予約するとスムーズに入場できます。私もリストバンドを事前に受け取り、早めに会場入りしました。早期入場チケットやコスプレイヤー用の更衣室先行入場チケットもあり、自分のスタイルに合わせて選べます。
会場となる東京ビッグサイトは、りんかい線の国際展示場駅やゆりかもめの東京ビッグサイト駅からすぐのところにあります。駐車場はすぐに満車になるので、公共交通機関の利用がオススメです。夏コミケでは、前日の夜から並ぶ人や始発電車で来る人が多く、みんな暑さ対策をしっかりしています。私も小さな折りたたみ椅子と日傘を持って行きましたが、それでも暑さにやられそうでした。
11時の開場と同時に、会場は一気に混雑します。人気のブースでは午前中で新刊が売り切れることが多く、私も目当てのアイテムを手に入れるために必死でした。スニーカーを履いていたおかげで、会場内をスムーズに移動できました。
トイレも事前に済ませておくことが重要です。女子トイレは特に混雑するので要注意!また会場に入るまでに並ぶため、夏の日差しは強烈なので、日焼け対策と水分補給、そして熱中症対策は必須です!
筆者が初めてコミケに参加したとき、その規模と熱気に圧倒されました。開場前の夜から並ぶファンは、椅子に座りながらワクワクしている様子。私は友人と一緒に早朝から列に並びましたが、周りの熱狂的なファンたちの熱気に圧倒されました。熱中症対策として十分な水分と日傘を持っていたのは正解でした。
ここからは私がコミケに参加して、楽しかった体験談をちょっとご紹介。
前述した通り、人気ブースは開場とともにすぐに売り切れます。なので、事前に「宝の地図」と呼ばれるサークルスペースの地図を印刷して、効率的に回る計画を立てていました。それでももしかしたら売り切れてしまう可能性があるかも…と思いながらも全力で目当てのブースに向かって駆け回り、目的のアイテムをゲットした瞬間は達成感でいっぱいでした。
また屋上のコスプレゾーンには、多くのコスプレイヤーが集まり、カメラを持ったファンたちが撮影の順番を待っています。SNSで有名なコスプレイヤーも多く、ファンとの交流が盛んです。そんなコスプレイヤーたちの衣装も本物と見分けがつかないくらいクオリティーも高く、とても華やかで、コスプレイヤーの皆さんを見ているだけでも楽しめてしまいます!
いかがでしたでしょうか?今回はコミケの心得と筆者の体験談をご紹介しました。
もし、ちょっとでも興味が湧いた方は冬のコミケもありますので、是非参加してみてくださいね!