美しい男に魅了されるおすすめ映画・ドラマ4選(ネタバレあり)

美しい男に魅了されるおすすめ映画・ドラマ4選

 

映画が誕生した遥か彼方から、人はスクリーンの向こうのイケメンに恋をしてきました。令和の現在も、たくさんのイケメンがスクリーンの向こうで輝いています。

しかし、あまりにもそれが当たり前にあるために、単なるイケメンでは満足できない、と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、そんな目が肥えた方におすすめの、美しい男に魅了される映画・ドラマをご紹介します!

年下&ピュアな美男子好きにおすすめ! 眩しいほど美しい初恋を描く『君の名前で僕を呼んで』

©Sony Pictures Classics

舞台は1983年の北イタリアの避暑地。17歳の少年エリオと24歳の青年オリヴァーの、ひと夏の恋を描きます。
エリオを演じたティモシー・シャラメはアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、高く評価されました。

以下、ネタバレあり

 

ある日、夏休みを両親と過ごしていたエリオは、アメリカからやって来たオリヴァーと出会います。自由奔放で自信家なオリヴァーを、気付けば目で追ってしまうエリオ。
そんなエリオの片思いに終始するかと思いきや、二人は激しい恋愛関係へと発展していきます。

題材は同性愛ですが、今作で描かれるのは誰もが共感できる初恋の物語です。
誰かを愛することで日常が輝きはじめ、過去の自分とは別人になったような自信がつく。その一方で、あらゆることに過敏になり、予期せぬ行動に出てしまう。その全てを肯定するように、カメラは二人を美しく捉えます。

あどけなさの残るエリオと、色気を振りまくオリヴァーの対照的な美しさ。夏の避暑地の自然を背に、二人がすれ違ったり絡み合ったりする描写には、ひとときも目が離せなくなります。

年下のピュアな美男子、またはやんちゃな美男が好きな方にはこの映画がおすすめです!

悪い男ほど美しい……沈着冷静な美男子好きにおすすめ!『ピーキー・ブラインダーズ』

©BBC Studios

今作は、イギリスで制作された歴史犯罪ドラマシリーズです。第一次世界大戦直後のイギリス・バーミンガムを舞台に、実在したギャング集団「ピーキー・ブラインダーズ」の活躍を描きます。

以下、ネタバレあり

 

戦後の貧しいバーミンガムで「ピーキー・ブラインダーズ」はあらゆる犯罪に手を染め、悪名を轟かせます。リーダーであるトーマス・シェルビーは、冷静沈着な切れ者。ときに血も涙もない手段で成り上がる危険な男です。
そんなトーマスを演じるのが、映画『オッペンハイマー』で主演を務めたキリアン・マーフィーです。

キリアン・マーフィーの渋い美しさは最高級!
警察からもマフィアからも追われる危機的状況の中、なんとか策を練ろうと煙草の煙をくゆらせ、ウイスキーを煽ります。その姿は、思わず寄り添いたくなるほど魅力的です。

丁寧な心理描写を軸に、あっと驚く展開を繰り広げる今作は、ファンから熱烈に支持され、シーズン6まで制作されました。まるで美しいナイフのような、危険な男が好きな方には、このドラマがおすすめです!

ミステリアスな美男子好きにおすすめ! 美しき死神の愛を描く『ジョー・ブラックをよろしく』

©Universal City Studios LLC

今作は、1998年に公開されるや否や大ヒットを記録したファンタジーロマンス映画です。緻密なストーリー構成により、生きる尊さが表現された名作です。

以下、ネタバレあり

 

人間への興味から、事故死した青年の身体を借りて人間世界に降り立った、死神ジョー。彼は大企業の社長であるビルの寿命を延ばすことを条件に、ビルに人間世界を案内させます。

スプーンの使い方もピーナッツバターの味も知らないジョーは、ビルの娘スーザンと出会い、初めて恋に落ちます。スーザンもまた、奇妙な言動のジョーに戸惑いながらも惹かれます。しかし、死神はいずれ人間世界から旅立たねばならないのでした。

死神ジョーを演じるのが、ブラッド・ピット。人間として生きる喜びに目覚めたジョーを、繊細な演技力で見事に演じています。

ジョーは愛嬌も色気も品格も兼ね備えた、魅力の権化といえるでしょう。スプーンの変な舐め方も、ぎこちない歩き方も可愛らしく、スーザンを見つめる目は純真そのもの。それでいて、正体不明の存在感がなんともセクシーなのです。

ミステリアスな美男子が好きな方には、この映画がおすすめです!

妖艶な美に酔いしれる……妖艶な美男好きにおすすめ!『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』

©Warner Bros. Entertainment Inc.

1994年制作のアメリカ映画です。トム・クルーズとブラッド・ピットの2大スターが共演したことで、話題になりました。

以下、ネタバレあり

 

舞台は18世紀のアメリカ・ニューオリンズ。ブラット・ピット演じる農場主のルイは、妻子を亡くして自暴自棄に暮らしていました。そんな彼の前に現れたのが、トム・クルーズ演じる吸血鬼・レスタト。人生に絶望しながらどうすることも出来ないルイを、共に生きる伴侶として吸血鬼に変えてしまいます。

吸血鬼にとって、生きることは人の命を奪うということ。獲物を物色しては、愉快そうに人の血を吸うレスタトに、ルイは反発します。人間への良心が捨てきれないルイと、やっと見つけた伴侶に執着するレスタトの、それぞれの孤独が描かれます。

レスタトを演じるトム・クルーズは、今見ても鮮烈な美しさを放っています。青白い顔で金髪をなびかせ、甘い言葉と色っぽい仕草で女性を誘い、快楽にふけるように首筋に噛みつく姿。恐怖と表裏一体となった官能的な描写は、見どころの一つです。

妖艶な美男が好きな方には、この映画がおすすめです!

まとめ

いかがでしたでしょうか。目が肥えた方に向け、ピュアな美男子から妖艶な美男まで幅広くご紹介いたしました。

彼らの美しさにときめき、エンタメを貪欲に味わいましょう!

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