【たべっ子どうぶつ】再ブーム到来!“大人女子”にも愛される理由とは?

【たべっ子どうぶつ】再ブーム到来!“大人女子”にも愛される理由とは?

子どもの頃に誰もが一度は食べたことのあるお菓子「たべっ子どうぶつ」。

実は今、このお菓子が再び大人たちの間で注目を集めているんです。しかも子育て世代だけではなく、10代の女性にもSNSをきっかけに人気が再燃しているって、ご存知でしたか?

最近は映画化もされて(まさか、このお菓子が映画化されるとは思っておりませんでした……驚きです!)人気に拍車をかけています。

この記事では、たべっ子どうぶつの魅力や歴史をふまえつつ、「なぜ今、たべっ子どうぶつがここまで人気なのか?」その理由を、いちファンの目線で徹底的に掘り下げていきたいと思います!

ギンビス公式HPより引用/© ギンビス

◆「たべっ子どうぶつ」ってどんなお菓子?

「たべっ子どうぶつ」は、株式会社ギンビスから1978(昭和53)年に発売されたビスケット菓子です。ビスケットの表面には英語で動物の名前がプリントされていて、英語の勉強もできちゃうという、ちょっとした知育要素も人気のポイントでした。

味はバター風味の優しい甘さで、サクッと軽い食感が特徴。子どものおやつとして定番ですが、今では大人女子の間で「癒しおやつ」としてブームが起こっているんです。

◆歴史をたどってみると……じわじわ愛され続けてきた存在

たべっ子どうぶつは、誕生から40年以上。
その間、商品のリニューアルや新フレーバーの登場など、時代に合わせて少しずつ進化してきました。

ちなみに、動物の種類は全部で46種類あるのはご存知でしょうか?46個・多彩な形のビスケットを一つの商品として売っているのは、かなり稀なようです。たしかに、こんなにバラエティー豊かなビスケットは見たことがないですよね。

最近では「たべっ子どうぶつ バター味」以外にも、チョコがしみこんだ「しみチョコ」タイプや、キャラメル味、ホワイトチョコ味など、大人向けのラインナップも登場しています。

2018年頃から、パッケージデザインを活かしたグッズ展開コラボカフェなども増え、ファンの心をつかんで離しません。

◆なぜ今「たべっ子どうぶつ」が大人気なのか?

さて、ここからは筆者自身もファンとして考える、今「たべっ子どうぶつ」がブームになっている理由をお話します。

① ノスタルジー×癒し効果

まずは「懐かしさ」。

小さい頃に食べていたお菓子を、大人になってからふと手に取ると、なんだかホッとしませんか?たべっ子どうぶつは、そんなノスタルジーを刺激する代表格

動物のイラストやあのサクサク感が、ストレス社会で生きる大人たちにふとした子供時代を思い出させてくれる、心の癒しになっているのです。

② SNS映えする“ゆるかわ”デザイン

もう一つのポイントは「見た目のかわいさ」。あのほんわかしたどうぶつたちの絵柄、今の時代にぴったりなんですよね。

たべっ子どうぶつのパッケージやビスケット自体がSNS映えするので、InstagramやX(旧Twitter)では「#たべっ子どうぶつ」で数多く投稿されています。

そしてどうぶつキャラを使ったグッズ(ぬいぐるみ、雑貨、ポーチなど)が非常に人気。これがきっかけで「推し」ができて、ファンになる人も多いです。

◆たべっ子どうぶつの意外な豆知識

ここからは、たべっ子どうぶつファンしか知らない豆知識をご紹介します!

① 人気キャラなのにビスケットになっていない動物がいる!

パッケージに描かれているキリンやワニ。実は、ビスケットになっていないんです。細長い動物を作ろうとすると、ギンビスの高い技術でもビスケットが割れてしまうため、作るのが難しいというのが理由だそうです。

ビスケットにならないのになぜパッケージに入れたのか……気になりますね。

② 昔は正体不明の動物がいた!

 

 

「正体不明のどうぶつ」©️ギンビス

 

たべっ子どうぶつのパッケージには、何のどうぶつか分からないキャラクターがいました。犬なのか、それとも……何ともわからない、未知の生物です。

このどうぶつは、1993年までパッケージに描かれていました。このキャラクターは「正体不明のどうぶつ」として人気を博し、大手雑貨店「ヴィレッジヴァンガード」とのコラボレーションでグッズ化されました。

今でもなお、この動物はなんなのか明かされていません。でもかわいらしくて、愛着をもてるデザインですよね!

◆まとめ:たべっ子どうぶつは、時代を超えて愛される“癒し系おやつ”

たべっ子どうぶつは、ただのビスケットではありません。懐かしさとかわいさ、そして癒し効果を兼ね備えた、まさに現代社会にぴったりなおやつなんです。

大人になっても、疲れたときや自分をちょっと甘やかしたいときに、ふと手に取ってみてください。
書いている筆者も、また食べたくなってきました……!


【参考資料・引用元】