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3月13日は「新撰組の日」。幕末の京都で名を馳せた新撰組の活躍を称え、この日が制定されました。ということで、今回は新撰組を題材にしたおすすめアニメ作品を3つご紹介します。
新撰組といえば、時代の波に翻弄されながらも信念を貫いた姿や、仲間との固い絆が印象的です。幕末を駆け抜けた彼らの生き様は、時代を超えて今なお多くの人々を惹きつけています。その壮絶な歴史は、さまざまなジャンルの作品に影響を与えてきました。
今回は、王道の熱血青春ストーリー・切なさ極まる歴史恋愛ドラマ・ギャグとシリアスが交錯する群像劇という3つの切り口で、新撰組の魅力を堪能できるアニメ作品を厳選しました。
「新撰組って難しそう」と思っている方も、作品ごとの個性を知ることで、きっと気になるタイトルが見つかるはず。ぜひチェックしてみてください!
©安田剛士・講談社/「青のミブロ」製作委員会
新撰組といえば「最強の剣士たち」というイメージがありますが、その前身となる「壬生浪士組」の時代を知っていますか?
『青のミブロ』は、壬生浪士組の結成前夜を描いた少年漫画原作アニメです。
主人公は、潮(うしお)。剣の才能がありながらも、身分の低さゆえに社会から冷遇されていた少年です。彼はひょんなことから近藤勇、土方歳三、沖田総司らと出会い、彼らのもとで「自分の剣で何かを守る」ことを学び始めます。
この作品の魅力は、新撰組の中心人物たちがまだ名を馳せる前の姿が描かれていること。「新撰組」として確立される前の彼らが、何を思い、どのように戦い、仲間とともに成長していったのか。その過程を追体験できるのが大きな魅力です。
たとえば、土方歳三。新撰組の土方といえば「鬼の副長」としての彼を思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、本作での土方はまだ若く、未熟な部分もあります。彼は組織をまとめるために必死で、時に冷酷な判断を下しながらも、仲間を守ろうと葛藤する姿が印象的です。
そして、沖田総司の天才剣士ぶりも炸裂! 無邪気な笑顔の裏に隠された非情な強さが、物語に緊張感を与えます。
潮という視点を通して「新撰組がどんな想いで生まれたのか」を体感できる一作です。
王道の少年漫画らしい熱さと、剣士としての覚悟が交錯するドラマは、新撰組ファンならずとも心を揺さぶられるはず。これから新撰組に興味を持ちたい人にもぴったりの作品です。
©IF・DF/「薄桜鬼」製作委員会2021
『薄桜鬼』は、新撰組を題材にした女性向けゲームを原作とした歴史ファンタジーアニメです。アニメ・舞台・映画など、幅広いメディア展開がされ、根強い人気を誇っています。
史実をベースにしつつも、鬼や羅刹といった異能の存在など、独自のファンタジー要素を織り交ぜたストーリーが特徴です。
主人公・雪村千鶴は、行方不明になった父を探すために京都へ。そこで彼女は、鬼のような力を持つ者たちと遭遇し、運命的に新撰組と関わっていきます。
近藤勇、土方歳三、沖田総司といったおなじみの隊士たちはもちろん、彼らにまつわるオリジナルキャラクターも登場し、新たな視点で新撰組の物語が展開されます。
本作の魅力は、隊士たちが抱える葛藤や苦悩が、恋愛要素と絡み合いながら描かれる点。戦乱の時代に生きる彼らは、運命に翻弄されながらも信念を貫こうとします。その姿がよりドラマチックに、そして切なく表現されているのが『薄桜鬼』の魅力です。
中でも、土方歳三ルートは名作中の名作。※以下、ネタバレあり
時代の流れに抗えず、幕府の衰退とともに追い詰められていく新撰組。千鶴は土方を支えようとするも、彼の立場上、彼女を受け入れることができない。
それでも互いに惹かれ合い、最期の戦いへと向かう土方。彼が己の信念を貫く姿は、もはや恋愛を超えたドラマとして胸を打ちます。
「好きな人を守りたい。でも、それよりも守らなければならないものがある。」
そんな新撰組の宿命を描いた『薄桜鬼』は、切なくも美しい物語です。女性向け作品ですが、新撰組の生き様を深く掘り下げているため、歴史好きにもおすすめできる作品です。
©空知英秋/集英社・テレビ東京・電通・BNP・アニプレックス
『銀魂』は、江戸時代に宇宙人(天人)が襲来したという設定のもと、SFと時代劇が融合した異色の作品。坂田銀時を中心とした万事屋(なんでも屋)の面々が繰り広げるギャグとシリアスが入り混じるストーリーが人気ですが、新撰組も非常に重要なポジションを担っています。
特に魅力的なのは、近藤勲・土方十四郎・沖田総悟という3人の新撰組隊士のキャラクター!
彼らは普段はギャグ全開ですが、新撰組としての信念や仲間への思いが描かれるシリアス回では、圧倒的なカッコよさを見せてくれます。
筆者のおすすめエピソードは「バラガ キ篇」!
土方十四郎の過去が明かされるこのエピソードでは、幼少期の彼が「バラガ キ(悪 ガ キ)」と呼ばれながらも、新撰組に入るまでの道のりが描かれます。彼が剣に生きる決意をした瞬間や、新撰組の理念に心を捧げる姿は、まさに新撰組の魂を体現していると言えるでしょう。
ギャグとシリアスのバランスが絶妙で、新撰組の新たな一面を知ることができる作品です!笑って泣ける新撰組を楽しみたいなら、絶対に『銀魂』をチェック!
今回は、新撰組の日にちなんで、異なる視点から新撰組を描いた3つの作品をご紹介しました。
新撰組は、今もなお多くの人々を魅了する存在。
3月13日を機に、お気に入りの作品を見つけて、新撰組の世界に浸ってみてはいかがでしょうか?