完結しているおすすめ忍者漫画 厳選3選紹介

完結しているおすすめ忍者漫画 厳選3戦紹介

 

忍者、それは忍(しのぶ)ものとして、日本の歴史上実在する存在として有名です。彼らがどんな生き方をしたのか。主人に忠誠を誓い、守るために戦う姿には心が奮い立ちます。

忍者で何より魅力的なのは、忍術です。火を出したり、水の上を歩いたり、空を飛んだり……など超人的な能力があり、もし自分ならどんな能力を身につけたいかと思うかもしれません。

今回はすでに完結している漫画作品で、アニメ化もされた人気の高い作品を紹介します!彼らの生き方は、現代の私達にも参考になるところがあるかもしれません。

本当に泣けるラブストーリー『バジリスク~甲賀忍法帖~』

©原案 山田風太郎・漫画 せがわまさき/講談社

『バジリスク~甲賀忍法帖~』は恋愛漫画が好きな方におすすめです。

あらすじと見どころ

原作の舞台は江戸時代。徳川家康が3代将軍の世継ぎを決めるために、甲賀忍者と伊賀忍者による忍法勝負を始めます。10人対10人の忍法殺戮合戦を行わせ、生き残った方が世継ぎ問題を決めるという戦いです。

和平を望み愛し合う両里の跡取りである、甲賀弦之介(こうがげんのすけ)と伊賀の朧(おぼろ)はお互いに深く愛し合っています。しかし、この戦いの為に仲を引き裂かれてしまいます。

数百年来憎みあってきた甲賀忍者と伊賀忍者が、大義名分のもとに死闘を繰り広げ、敗者に与えられるのは死のみ。超人的な忍法や恋の行く末が魅力的です。

壮絶な戦いの先に待っている結末は如何に!

江戸時代の忍者の結末 ※以下、ネタバレあり

『バジリスク~甲賀忍法帖~』には、魅力的なキャラクターが多く登場します。

いろんな忍術があり、忍法だけではなく、闘いの中にある人間関係も魅力的です。

恋人が戦いで命を落として仇を討とうとしたが破れてしまったり、家族の仇を討ったり……闘うことしか出来ない宿命に、涙を流さずにはいられません。

少しの間、平和な日常が書かれている描写があります。平和で幸せに過ごしていた時と闘いに破れ死んでいくところを見ると切なくて仕方ありません。もっと生きてほしかったし、幸せになってほしかったけれども、許されない時代でした。

主人公である弦之介と朧も、それは同じ。朧は最後まで弦之介を想い、彼を守るために倒れていく姿が切ないです。叶わぬ恋、切ない恋愛模様に注目してほしい作品です。
ドラマCDでは、戦う前までの平和な日常が聞けますので、漫画やアニメを見た後に聞くことをおすすめします。

今は敵対同士殺し合わなくてよい時代です。幸せな生活や平和を大切にしたいですね。

 

魅力的な能力をつかえる魔導具(まどうぐ)『烈火の炎』

©安西信行 / 小学館

 

『烈火の炎』には、さまざまな忍者道具が数多く登場します。自分ならどの道具を使ってみたいか、ワクワクするかもしれません。

あらすじと見どころ

主人公である花火師の息子・花菱烈火(はなびしれっか)は、忍者に強い憧れを抱く高校1年生。日頃から「ケンカでオレに勝ったらその人の『忍』になる」と公言していましたが、いまだに自らの君主を見つけられずにいます。
ある時、公園で治癒の能力をもつヒロイン・佐古下柳(さこしたやなぎ)と出会います。彼女を君主と決めた後、烈火の秘密の能力を明かされます。

右手から炎を出すことができる烈火の前に、影から謎の女が現れ……柳の治癒能力をめぐり、戦いの幕が開くのです。

戦国時代からタイムスリップした忍 ※以下、ネタバレあり

物語が進むにしたがって、烈火は赤子の時戦国時代からタイムスリップして現代の時代にやってきた火影(ほかげ)忍軍の生き残りだと判明します。烈火の異母兄弟である青い炎を操る紅麗(くれい)との因縁の戦いから、作中の戦いが始まります。

多くの火影忍軍が残した魔導具争奪戦に巻き込まれながら、不老不死を目的に狙われる柳を守る為、烈火は仲間達と戦い続けるのです。

「裏武闘殺陣」という殺人ゲームの闘技場バトルや、最悪の魔導具「天堂地獄」などが出てきます。他にも、見どころはたくさん!

● 戦国時代の火影忍軍
● 織田信長が狙った火影の魔導具
● 烈火と紅麗の異母兄弟の共闘
● 叶わぬ恋
● 家族の仇討ち
● 八竜と不死鳥、狐などの神獣

などなど。

強くて可愛い神獣が登場したり、魔導具で身体強化することによって走るのが速くなったり、髪を長く伸ばしたり……と、作中には魅力的な能力が多く出てきます。

キャラクターもそれぞれ悲しい過去があり、家族の仇を討つ為に戦う者や叶わない恋と分かっていても一途に想いながらついていく者など……彼らの姿に心惹かれます。

どの話も魅力的ですが、著者は16巻にある烈火と紅麗の対決や、21巻・22巻で登場する烈火と紅麗が共同して戦うシーンに見られる男兄弟の尊さがいち推しです。

悲しい話だけでなくコメディもあり、落ち込みすぎないで読めることがおすすめポイントです。主人公が花火師の息子なので、大きな打ち上げ花火から戦いの幕開け、締めも天晴れとした花火が上がり、良い結末であったと筆者は感じました。

死にたい、けれども死にたくない『地獄楽』

©賀来ゆうじ / 集英社

 

忍者と侍、両方好きな方におすすめです。

あらすじと見どころ

最強の忍として畏れられていた、石隠れ衆忍の画眉丸(がびまる)。抜け忍として囚われ処刑されるはずでしたが、彼には死ぬことができない理由がありました。

画眉丸は、打ち首執行人・山田浅ェ門佐切(やまだあさえもんさぎり)から無罪放免になる為の条件を突きつけられます。その条件とは、将軍からの命令で、極楽浄土と噂される地で不老不死の仙薬を手に入れると無罪放免となる公儀御免状(こうぎごめんじょう)だったのです。

画眉丸の他、9人の極悪罪人と罪人に対して1人ずつ山田浅ェ門一家をつけ、不老不死の仙薬を手に入れる為に極楽浄土に向かいます。

愛する妻の元に生きて帰るために、画眉丸の生死をかけた勝負が始まる……。

魅力的なキャラクター ※以下、ネタバレあり

仙薬を探しに極楽浄土と噂される地 ≒ 琉球国へ向かうため、時代劇とアジアンが混ざる話がとっつきにくく感じるかもしれません。ですが、読み進めると新しいキャラクターが増え、繰り広げられる白熱したバトルに目が離せなくなることでしょう。

特に、下記のキャラクターが魅力です。

● 罪人と執行人
● 盲目の美形執行人
● 天坐(てんざ)とヌルガイの短い恋
● 極悪兄弟の絆 亜左弔浜衛(あざちょうべえ)と桐馬(とうま)
● 一途で歪んだ愛
● 謎が多い仙人

罪人・執行人と関係なく、誤解を解き協力しあうことの大切さを伝える物語です。「生きて最愛の妻に会いたい」と願う画眉丸や、力強い兄弟の絆、頼りになる仲間との共戦にグッときました。

主人公の画眉丸と同じぐらい人気が高いキャラクターが、盲目の美形執行人・士遠(しおん)です。誠実な人柄で、ちょっと天然なところがありますが、問題児を放っておかない優しい人柄に惹かれます。

画眉丸を狙う石隠れの衆暗殺集団との戦いの忍法勝負も魅力的です。昔の画眉丸に強い憧れをもち、歪んだ愛がダークファンタジーを感じさせ、魅力的です。最後の忍法が天晴れでした。

仙人との戦いに、罪人と執行人関係なくお互いに協力しあい倒す激闘バトルが多いです。協力する者同士、お互いのことをしっかり理解することが大切だと、筆者は共感しました。

コミックス以外に『地獄楽 解体新書』という公式ファンブックが出版されています。本編では語られなかったエピソードが描かれているため、本編を読んだ後に読むことがおすすめです。

まとめ

どの作品の忍者も、それぞれのゆずれない願いの為に戦った忍者達でした。他にも、メインキャラクターではないですが影でサポートするキャラで登場する忍者もいます。彼らはいつも隠れて活動し、謎めいたところがミステリアスで惹かれるのかもしれません。

他にも、忍者主人公の漫画はたくさんあります。差別を受け孤独だった少年が英雄になる『NARUTO -ナルト-』や、1人孤独に戦う『あずみ』、現代も隠れてひそかに戦う『アンダーニンジャ』など、枚挙にいとまがありません。

忍者が一途に主の為に戦う姿や、生きるために必死に戦う姿に心打たれます。ダークファンタジーや歴史、バトルアクションが好きな方におすすめです。

懐かしくて読み直したくなったり、気になる作品があったりしましたら、是非本作を読んでみることをおすすめします。

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