『リアル鬼ごっこ』などでお馴染みの山田悠介の魅力とは?

『リアル鬼ごっこ』などでお馴染みの山田悠介の魅力とは?

 

©︎山田悠介 / 幻冬舎刊

 

不条理なデスゲームの様子を描くサスペンス系の作品から、現代の問題にも焦点を当てたSF系作品まで、幅広いジャンルの小説を執筆している作家「山田悠介」。代表作の1つである『リアル鬼ごっこ』は特に高い人気を得ており、実写映画化や漫画化もしていたりと、執筆した作品は多くの人々を魅了しています。

しかし、この記事を読んでいる人の中には、山田悠介の小説を読んだことがない方やどの作品を読むべきかわからなかったりする方も多いのではないでしょうか?

この記事では山田悠介について詳しく紹介しつつ、初心者におすすめの小説作品もいくつか紹介します。
ぜひ、参考にしてください。

山田悠介とは?

©山田悠介 / 2008 「リアル鬼ごっこ」製作委員会

 

まずは、山田悠介はどのような小説家なのか知らない方に向けて「どのような漫画家で、どのような作品を執筆しているのか」を解説します。

山田悠介の魅力やどのような人におすすめの小説家なのかも紹介します。

ホラー小説を得意とする小説家

山田悠介は主にホラー系やサスペンス系のジャンルを得意とする小説家です。2001年に出版した『リアル鬼ごっこ』がデビュー作であり、代表作でもあります。

サスペンス系の中では主にデスゲームを題材にした作品を多く執筆しており、人間の心理や狂気をうまく表現した文章が魅力的な作家です。

他のサスペンス小説ではなかなか見られない斬新かつシュールな設定も魅力でストーリーもわかりやすいことから、中高生の読者からも人気を得ています。

作品の多くは映画やドラマなどの形で映像化されており、代表作である『リアル鬼ごっこ』は、リメイク版を含めると6作品(2024年12月現在)も映画化されています。

作品の魅力

山田悠介の作品が持っている魅力は前述したシュールかつ斬新に感じられる独特な設定と、中高生の読者でも読みやすく感じられる文章が挙げられます。

『リアル鬼ごっこ』では「佐藤の名字を持つ500万人をターゲットに鬼ごっこ」という設定が作られており、他のデスゲーム系作品で見てもかなり珍しくシュールな設定です。しかし、これはストーリーのわかりやすさにも繋がっています。
デスゲーム作品でありがちな「文章ではわかりにくく複雑なルール」がないため、自然とストーリーも簡単に理解できます。

文章表現においても、わかりにくい漢字の多用や描写不足に感じられる部分もないため読書が苦手な人でも読みやすいです。

これらの要素が中高生の読者からも支持されている理由といえるでしょう。

どんな人におすすめ?

山田悠介の作品は、デスゲームを題材にしたサスペンス系作品が読みたい人や本格的な不条理ホラー作品を読みたい人におすすめです。しかし、デスゲームやホラー作品以外のジャンルも執筆しており、現代の問題にスポットを当てた作品や感動的なストーリーの作品もあります。

どの作品も共通して非常に読みやすくて読書が苦手な人でも快適に読める作品となっていますので、気になる方はぜひ読んでみてくださいね。

山田悠介のおすすめ作品3選

ここからは山田悠介の作品を読んでみたい人に向けて、おすすめの小説作品を3選紹介します。
山田悠介は現在(2024年12月現在)に至るまで30作品以上執筆しているため、どれを読めばいいか悩む人も多いはずです。

後述で紹介する作品は読みやすさやストーリーなど初心者でも読みやすい作品です。読む作品に迷った際は、ぜひ読んでみてください。

『リアル鬼ごっこ』

©︎山田悠介 / 幻冬舎刊

 

山田悠介といえば必ず名前が上がるデスゲーム系小説です。筆者が山田悠介の小説作品で、最もおすすめする作品でもあります。

君主制となった西暦3000年の王国を舞台に、佐藤という名字を持つ人間をターゲットにした鬼ごっこが開催されるというストーリーです。山田悠介にとって最初の作品でありながら、「不条理でシュールな設定」「陰鬱ながらキレイに収束するストーリー」「魅力的で記憶に残るキャラクター」といった、山田悠介による作品の特徴がすべて詰まっている名作です。

高い人気から映画化や漫画化のほか、テレビドラマ化やパチンコ化も行われ、特に映画は1から5までのシリーズに加えて2015年にはリメイク版も制作されました。

最初のリアル鬼ごっこ発表から20年たった2020年に、山田悠介監修のスピンオフ新作『リアル鬼ごっこ リプレイ』も発表されました。現在でも積極的に『リアル鬼ごっこ』関連作品は制作され続けています。

手に汗握るストーリー展開が楽しめる良質なデスゲーム系小説を楽しみたい人は、ぜひ読んでみてください!

『ライヴ』

©︎山田悠介 / 角川書店刊

 

トライアスロンを題材にした、デスゲーム作品です。一度感染するとほぼ確実に死に至る「ドゥームウイルス」が流行している中、ウイルスの特効薬が手に入るトライアスロンが開催される……というストーリーです。

作中では、登場人物それぞれにスポットが当てられるのが特徴で、さまざまなキャラクターの目線からストーリーを楽しむことができます。非常に読み応えのある長編作品となっており、映画化もされている作品なので、初めて読む山田悠介の作品としてもおすすめできます。

『キリン』

©︎山田悠介 / 角川書店刊

 

山田悠介の数ある作品の中でもかなり異色の作品です。優秀な人間の精子をオークションで購入できる世界を舞台に天才として生まれた兄弟の残酷な人生が描かれています。

作品を通して「親子とはなにか」「天才とはなにか」を考えさせられる作品となっており、全編通して非常にシリアスなストーリーとなっています。しかし、終盤のどんでん返しな展開や、最後の最後で描かれる家族の絆など、魅力的なポイントも多い作品なので、読んでみる価値は十分にあります。

まとめ

今回は小説家「山田悠介」の魅力やおすすめ小説を紹介しました。ホラー系やサスペンス系の作品に定評のある山田悠介の作品は、現在でも多くの読者から高い人気を得ています。

『キリン』をはじめとした、シリアスかつ感動的なストーリーの作品も執筆しており、得意なジャンルにとらわれず、幅広い作品を今も生み出し続けています。

この記事を通して山田悠介の小説や映画作品が気になった方は記事で紹介している作品をぜひお手に取ってみてくださいね!

ARTICLE