【ネタバレあり】どんでん返しがすごい小説・映画おすすめ3選!予想を超える展開に震える

【ネタバレあり】どんでん返しがすごい小説・映画おすすめ3選!予想を超える展開に震える

 

「予想外の展開に驚きたい!」そんな好奇心を持つあなたにぴったりの作品を紹介します。
今回は、巧妙に張り巡らされた伏線と驚愕のどんでん返しが魅力の小説や映画を厳選しました。

思わず「そうだったのか!」と膝を打つような物語ばかり。これから読む・観る作品選びに困っている方は必見です。
あなたの心を揺さぶる名作を、ぜひチェックしてみてください。

1. 『容疑者Xの献身』

(文藝春秋刊)

 

天才数学者でありながら平凡で不遇な日々を送る高校教師・石神。彼が秘かに思いを寄せる隣人の花岡靖子は、一人娘とともに穏やかに暮らしていました。
しかしある日、靖子と娘が暴力的な前夫を殺害してしまいます。それを知った石神は、彼女たちを守るため、緻密な計算のもと完全犯罪を企てます。

しかし、旧江戸川で男性の遺体が発見され、警察は靖子と娘に目をつけます。捜査が難航する中、警察は天才物理学者である湯川学に助けを求めます。
湯川は石神と大学時代の友人であり、その知性と緻密さに一目置く存在でした。やがて湯川は、石神が事件に深く関与していることに気づき、独自に真相を追求していきます。

※以下、ネタバレあり

 

『容疑者Xの献身』の作品の最大の魅力は、巧妙な叙述トリックです。

靖子が捜査中に抱いた疑問、「どうして事件の翌日のことばかり聞くのか」に隠された真実。実際に警察が調べていたのは、靖子が殺害した前夫の遺体ではなく、石神が用意した別の死体(ホームレスの男性)でした。
この驚愕の真相が明かされる瞬間、読者は圧倒されるでしょう。

石神の靖子への無償の愛と、湯川の葛藤が物語に深みを与えています。ガリレオシリーズならではの知的な謎解きと、緊張感あふれる展開がたまりません。

2. 『オリエント急行殺人事件』

©2024 20th Century Studios.

 

名探偵エルキュール・ポアロは、シリアでの仕事を終え、豪華列車「オリエント急行」に乗り込みます。乗客は国籍も職業も異なる多彩な面々で、一等車両は珍しく満席。
そのような中、アメリカの富豪サミュエル・ラチェットがポアロに接触し、自分の身の危険を訴え護衛を依頼します。しかし、彼の態度に不信感を抱いたポアロは依頼を断ってしまいます。

列車が雪の吹き溜まりで立ち往生した翌朝、ラチェットの死体が発見されます。
12箇所の刺し傷を負った死体とともに、現場には燃えさしの手紙があり、「小さいデイジー・アームストロング」という名前が記されていました。この手紙が、過去に起きたある悲劇を思い起こさせ、事件の背後に隠された真相が次第に明らかになっていきます。

※以下、ネタバレあり

 

物語のクライマックスで判明するのは、ラチェットが過去にアームストロング家を襲い、一家を悲劇に陥れた犯人であり、乗客全員がその復讐のために協力して彼を殺害したという事実です。全員が「犯人」でありながら、それぞれが正義を貫くために手を組むという大胆な構造に、読者や視聴者は驚きを禁じ得ません。

1974年と2017年に映画化されており、それぞれ異なる魅力を持つ映像化作品が原作の魅力を引き立てます。

3. 『手紙は憶えている』

©2014, Remember Productions Inc.

 

認知症を患うゼヴは、妻を亡くして間もない頃、同じ施設に住む友人マックスから1通の手紙を渡されます。その手紙には、彼らが生き延びたホロコーストと、ナチスの戦犯「ルディ・コランダー」がアメリカに潜伏していることが記されていました。

マックスの指示を頼りにゼヴは孤独な旅に出ます。しかし、認知症の影響で自分の使命を忘れがちなゼヴは、手紙を頼りに行動を続けます。
過酷な旅の果てにゼヴがたどり着いた真実とは、一体何だったのでしょうか?

※以下、ネタバレあり

 

クライマックスで明かされるのは、ゼヴ自身がナチスの戦犯「ルディ・コランダー」であるという衝撃の事実。彼の記憶喪失を利用して、友人マックスが復讐を果たすために旅を仕向けたという構図が判明します。
この驚愕の結末は、多くの観客に深い衝撃を与えました。

『手紙は憶えている』は、ホロコーストという歴史的な背景を持ちながら、単なる復讐劇に留まらない深みを持っています。人間の記憶が曖昧になることで、真実や正義がどのように揺らぐのかがテーマとして描かれています。
復讐を計画した友人マックスの正義と、記憶を失ったゼヴの無意識の罪。重いテーマの中に潜む普遍的な問いかけが、物語をより深く考えさせるものにしています。

年老いたゼヴを演じるクリストファー・プラマーの演技が、物語の緊張感と感情の深みを際立たせます。認知症に苦しむゼヴの混乱や不安、そして旅を通じて見せる決意を、見事に表現しているのです。

まとめ

伏線が巧妙に張り巡らされ、予想を超える展開が繰り広げられる小説と映画の名作3選を紹介しました。『容疑者Xの献身』の切ない愛と知的なトリックに、『オリエント急行の殺人』の意外な真相、そして『手紙は憶えている』の記憶と正義が絡む深いテーマ。

それぞれが異なる魅力を持つこれらの作品は、驚きと感動を同時に味わえること間違いなしです。ぜひ次の読書・映画鑑賞リストにぜひ加えてみてください。