街がキラキラと輝き、心躍るクリスマスシーズン。
大切な人と過ごす時間やひとりでゆっくりとくつろぐ時間に、クリスマス気分を盛り上げてくれる作品はいかがでしょうか?
今回はクリスマスにおすすめかつ大人から子供まで楽しめる名作を3つ厳選しました。心温まるストーリーや魅力的なキャラクターたちとの出会いが、クリスマスをさらに盛り上げてくれるはずです!
クリス・ヴァン・オールズバーグによる本作。翻訳はなんと日本でもファンが多い村上春樹さんです。
クリスマスイブの夜、サンタクロースを信じる少年が体験する不思議な冒険を描いた作品です。少年のもとに現れたのは、北極点行きの汽車「ポーラー・エクスプレス」。汽車に乗り込んだ少年は、様々な出来事を経験しながら、サンタクロースの住む北極点へと向かいます。
おすすめポイント
美術館にも収蔵品の多い画家であり彫刻家であるオールズバーグの描く繊細で美しいイラストは、読者を物語の世界へ引き込みます。雪景色や汽車の描写、そしてサンタクロースの住む北極点の幻想的な雰囲気は、クリスマスの夜にぴったりです。
またサンタクロースを信じられなくなっていた少年が、冒険を通して再び信じる心を取り戻していく姿は、子供だけでなく大人の心にも響きます…!
本作は、銀河鉄道の夜などがお好きな方にはおすすめの一冊です。
また映画にもなっているので、絵本を読むのはな…と言う方はぜひ映画をご覧ください。
(C) 2005 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved.
クリスマス映画の定番といえば、『ホーム・アローン』ではないでしょうか。 マコーレカルキン演じるケビンが、ひとりぼっちで過ごすクリスマスに泥棒と戦う姿を描いたコメディ映画です。
家族旅行でパリに行くはずが、家に取り残されてしまったケビン。最初は自由を満喫していましたが、2人組の泥棒が現れ、家を守るためにユニークなアイディアと仕掛けで撃退していくのですが思わずクスっと笑ってしまいます。
おすすめポイント
子供ながら(いや子供だからこそ?)に知恵を絞り奇抜なアイディアで、泥棒に立ち向かうケビンの姿は、ハラハラドキドキしながらも応援したくなります。また彼がひとりぼっちになってしまうからこそ、クリスマスに家族と過ごすことの大切さ、そして家族の温かさを改めて感じさせてくれる作品です。
ここでちょっと小話。2018年にGoogleが38歳になったマコーレカルキン主演で『ホームアローン』のパロディCMを作りました。『ホームアローン』を見た後にぜひ、チェックしてみてください。時代の変化を感じることができます。
『ホーム・アローン』は、何度見ても楽しめるクリスマスコメディの傑作です。シリーズ化もしているので、1年ごとにシリーズを見ていくという楽しみもできるかもしれません。
東京国際アニメフェア2004アニメアワード・コンペティション劇場部門優秀作品賞田監督賞・美術賞など、多くの賞を受賞した本作。
クリスマスの夜、東京を舞台に繰り広げられる感動の物語。 ゴミ捨て場で偶然赤ちゃんを見つけた3人のホームレスたちが、赤ちゃんの両親を探す旅に出るロードムービーです。
おすすめポイント
主人公であるワイルドな老人ギンちゃん、オネエのハナちゃん、家出少女ミユキ。彼らはみんなホームレスで、ゴミを拾って生活しています。ホームレスという存在はいわゆる一般的と呼ばれる社会から不要とされ隔離されて生きている存在です。
そんな彼らの人生を大きく変えて、社会との繋がりを強制的に作らせたのがゴミの中で拾った赤ちゃん(通称:きよこ)。
このきよこのおかげで、それぞれが一度は距離をとった家族や社会への接点を取り戻していく様は、全てを失って終わってしまったと思っても、ふとしたことで再びチャンスは訪れ、そして何度でもやり直せることを教えてくれます。
『東京ゴッドファーザーズ』は、クリスマスイブの夜のお話ですが、いつ観ても視聴者の心に深く刺さる作品です。
まとめ
今回は、クリスマスにおすすめの作品を3つご紹介しました!
絵本、映画、アニメとジャンルは様々ですが、どれもクリスマスを盛り上げてくれること間違えなしの作品です。ぜひ今年のクリスマスは、今回ご紹介した作品で素敵な時間を過ごしてくださいね!