一度ハマると抜け出せない韓国ドラマ。
今や日本だけでなく、様々な国のドラマが視聴できる環境にあるのに、なぜ「韓国ドラマ」は特別なのでしょうか。
今回は韓国ドラマの魅力について徹底検証しました!
どうして韓国ドラマにハマるのか、早速みていきましょう。
まずは韓国ドラマは日本のドラマとどこが違うのかを調べてみました。
韓国ドラマは1話あたり60分以上、全話16話以上の作品が多く日本のドラマより長くCMが入らないのが特徴です。
大河ドラマだと70話を超える作品もありますが、最近はあまり長い話数の作品は少なく、シーズンをわけて放送される傾向にあります。
1作品あたりが長いため登場人物も多くストーリーがしっかり描かれています。
また前半に散りばめられてた謎が必ず後半に伏線回収されていくのでサイドストーリーも見逃がせません。
韓国ドラマは1つの作品が複数のジャンルをまたいだ設定が多くあります。
「サスペンス×ロマンス」、「ヒューマン×ファンタジー」など設定が複雑ですが、見事な脚本力で違和感ないストーリーになっています。複数のジャンルが盛り込まれているため、犯人を予測しながらラブストーリーも楽しめるなど、見どころが沢山あるのも韓国ドラマの魅力で、たとえばシリアスな作品でもユーモアのある笑いが織り込まれているものもあります。
韓国ドラマは、やはりキャストの魅力が大きいです。男性では185cm、女性も170cm以上と高身長の女優も多く、顔やスタイルも完璧に徹底管理されているので、立っているだけで画になります。
そしてビジュアルだけではありません。
韓国は大学に演劇学科があるところも多く、しっかり演技の勉強をしてからデビューするため、演技力の高さも一流です。
脇を固める俳優も素晴らしい演技力で、一度見たら忘れられないほどのインパクトを残すほどです。シリアスからコミカルまで幅広く演技できる役者が多いのも特徴です。また主演だけでなく、監督や脚本家の別の作品に出演した主役がカメオ出演することも多く、主役クラスの俳優がほんの一瞬出てくることで、更にドラマを盛り上げます。
韓国ドラマは制作に巨額な費用をかけることでも有名です。
ここ近年どんどん上がっており、1作品20億円を超えることは普通で、2023年に放送された『ムービング』は制作費70億円と話題になりました。
俳優のギャランティはもちろんですが、撮影セットは細部にまでこだわり、映画のような壮大なスケールで演出されています。ホラーサスペンスやアクション、ファンタジーなどはCGに費用をかけ映画を見ているような臨場感ある映像に引き込まれます。
韓国ドラマあるあるの財閥系の作品も、潤沢な制作費があるからこそチープに見えない演出が可能です。煌びやかな作りこまれたセットに豪華な衣装をまとったキャストについウットリしてしまいます。
また、最近はキャスティングにお金をかけ、主役がたくさんいるような作品も多く、キャストを見ているだけでも見応えがあります。
韓国ドラマの面白さはドラマチックな展開にあります。
「復讐系」のドラマは、悪役はどこまでも悪役で、ヒロインはこれでもかというほどの不幸に見舞われ想像もつかないような設定が多くあります。その徹底した前段があるからこそ、復讐していく過程がよりドラマチックに見えるのです。
ラブロマンスもドラマチックな展開の連続が多くついつい感情移入してしまいますが、言葉でストレートに愛情表現するのも特徴です。大げさに感じるほどですが、そのセリフの数々がドラマチックでドラマを盛り上げており気がつくと引き込まれています。
©ペントハウス/SBS
昨年話題となったペントハウスはシーズン3で完結。
韓国ドラマらしい復讐劇で予想を裏切る展開の連続に一気見する人が続出。
韓国の悪役を代表するオムギジュンから目が離せない。
制作費は3シーズンで約32億円。
©ムービング/2023Disney and related entitled
リュスンリョン、ハンヒョジュ、チョインソンを始めとした豪華キャスト。
もともとは韓国の大ヒットウェブトゥーンが原作の作品。
特殊能力をもった3組の家族を描いたストーリーで、アクション、サスペンス、ヒューマン、ロマンスと見どころ満載で2023年話題となった作品。
ムービングの制作費は韓国史上最大といわれる70億円!
©涙の女王/tvN
キムスヒョン×キムジウォン主演で話題となったロマンスコメディ。
財閥3世の妻と田舎出身の夫が冷え切った夫婦関係からあることをきっかけに再び恋が動き出す。
制作費は約64億円。
いかがでしたでしょうか。韓国ドラマの魅力についてお伝えしました。
豪華なキャストに壮大なスケールの演出、先の読めない展開に誰もがハマり、韓国ドラマならではの複雑な設定も最後の伏線回収が気になってつい真剣に見入ってしまいます。
今年も『イカゲーム2』など待望の作品も配信発表されているので、楽しみに待ちたいと思います。