夏といえば、やっぱり甲子園！
燃えるような情熱、仲間との絆、そして勝利の喜び。甲子園は、目指すみんなの夢が詰まっている場所です！今回はそんな甲子園を目指ざす高校野球がテーマの作品をご紹介します！
今回はとくに女性読者の皆さんも読みやすい作品を選びました！
©️ひぐちアサ/講談社
県外の高校に進学した卑屈で弱気なピッチャー・三橋廉(みはし・れん)。見学するだけと訪れたものの強引に入部させられたのは、全員１年生(くせ者揃い)に女監督(コワイ)という創設まもない野球部だった！ オレらのエースは暗くて卑屈。勝つために、弱気なエースのために。行け、オレら！ 読むとためになり、しかも血沸き肉躍り涙する。絶対に面白い本格高校野球漫画！(Amazon引用)
本作の魅力のひとつは、なんといっても個性豊かなキャラクターたち！
主人公の三橋の繊細で内向的な性格や、キャプテンの阿部隆也（あべたかや）のリーダーシップ、他のチームメイトの成長や葛藤が丁寧に描かれています。
高校球児はやる気に満ちてて、競争心が強くていつも全力…。そんな勝手なイメージをもっていた筆者ですが、本作を読んで思春期の繊細な中で生きている彼らを全力で応援したくなります。なんとなく母性本能をくすぐってしまう三橋に大注目です！
©️河原和音/集英社
小学生の頃テレビで観た光景に、つばさは心を奪われた。それは甲子園のアルプススタンドで、熱い声援を送るブラスバンドの姿だった。いつか私もあの場所に――。憧れと希望を胸に入学したブラバンの名門・白翔高校。だが、つばさはブラバン初心者！ 同級生の野球部員・山田くんの励ましを支えに、いま小さな一歩を踏み出す――。(Amazon引用)
本作は高校野球よりも、高校球児とブラバン女子校生の恋愛がメインです。だからこそ、スポーツ漫画はあまり読んだことない…という方におすすめの一冊。
主人公のつばさの目を通して、普段の野球部の練習の大変さや、試合での球児たちの姿を知ることができます。素人だけど一生懸命練習を重ね、山田くんを懸命に音で応援するつばさの成長も必見です！
また高校生ならではのあまずっぱい青春と不器用だけどまっすぐで素朴な山田くんをみてるだけでニマニマしてしまうこと間違えなしです！！
©️みかわ絵子/集英社
中学球界で名を馳せるも野球から遠ざかっていた天才たちが都立の野球無名高校で偶然集結。完全無欠の剛腕投手・清峰葉流火。その相方、切れ者捕手の“智将”要圭(記憶喪失により現在、素人!)。そして、かつて2人に敗れ散った者たち…。巡り合い、再び動き出す彼らの高校野球ストーリーがいま始まる!!（Amazon引用）
今、本作をおすすめせずに何をおすすめする⁉︎というくらい話題の作品！
最強のバッテリーの片方が記憶喪失…設定も驚きですが、この作品の魅力はとにかくギャグとシリアスのバランスのよさです！高校入学して昔のライバルと出会うというシリアスな展開があるのですが、主人公が野球の記憶を忘れているため、ギャグ展開になってしまう…。しかし、そんなギャグが多いからこそ、感動させられてしまうシーンがより胸を熱くします！
以上、それぞれ魅力が違う方向の作品を紹介させていただきました！
